事業会社	三井不動産（代表企業）トヨタ不動産読売新聞グループ本社
建設	鹿島建設清水建設大成建設竹中工務店
設計	日建設計パシフィックコンサルタンツ
協力	朝日新聞トヨタ自動車

移転案が浮上された当初、築地市場跡地近隣に朝日新聞社があるため、読売新聞グループのジャイアンツ本拠地の移転は無いといった声もありました。

他にも平均来場者数48,000人を迎え入れる交通網の課題や、近隣の病院や居住区への騒音問題から移転が頓挫したと噂がありました。

巨人新球場構想も浮上！

この再開発計画に携わる関係者によると、「今年、巨人は球団創設90周年を迎えます。自前の球場で100周年を迎えたいと考えています。」と明かしてるようです。

現在、巨人の本拠地である東京ドームは老朽化が進んでおり、移転先として注目されていました。今回の築地市場跡地への移転が現実化すると、巨人が支払っている年間25億円の賃貸料やロイヤルティーを解消できる可能性があります。

2020年に三井不動産が東京ドーム株を公開買い付け（ＴＯＢ）すると発表し、その後、2022年に東京ドーム球場内のリニューアルに続き、東京ドームシティの大規模リニューアルを2023年から2024年にかけて実施中。

読売巨人軍の移転は無いかと思わせるような東京ドームへの巨額投資をしていますが、2024年4月20日現在、読売巨人軍は正式に移転に関するコメントは発表していません。

課題はアクセス？新たな街づくりへの期待

築地市場跡地は、周辺に大きな駅がなく、新橋駅や東京駅から距離があります。人の動線が新たな街づくりの課題となる可能性があります。

しかし、今回の計画が軌道に乗れば、東京に新たな大型観光スポットが誕生することは間違いありません。今後、交通アクセスの改善や周辺施設の充実など、課題克服に向けた取り組みが注目されます。

2024年4月20日現在。築地市場跡地へのアクセス方法
電車

・都営大江戸線「築地市場駅」A1出口より徒歩1分
・東京メトロ日比谷線「築地駅」1番、2番出口より徒歩1分
・東京メトロ日比谷線、都営浅草線「東銀座駅」5番、6番出口より徒歩５分

バス

・東京駅から
　「東京駅丸の内南口」バス乗り場から「豊海水産埠頭（都04）」、「晴海埠頭（都05-1）」、「東京ビッグサイト（都05-2）」行き →「築地三丁目」下車
・新橋駅から：「新橋」バス停から「とうきょうスカイツリー駅前（業10）」 →「築地三丁目」下車「新橋駅前」バス停から「豊洲市場（市01）」行き →「国立がん研究センター前」下車
・錦糸町駅から：「錦糸町駅前」バス停から「築地駅前（錦11）」行き →「築地駅前」下車