本ページはプロモーションが含まれています
あなたの手元にあるチケット。そこに書かれた「B02」や「40ゲート」といった暗号のような文字列を見て、すぐに座席がイメージできますか?
実は、野球やコンサートといった主催者によってチケットの書き方が違うため、余計に混乱してしまいますよね。でも、ご安心ください!
この記事を読めば、どんなチケットでも迷わず自分の席にたどり着くための「解読方法」が身につきます。
- 座席表から自分の座席を探す方法を知りたい人
- チケットに書かれた座席情報の意味を詳しく知りたい人
- 初めて東京ドームへ行くので、とにかく迷いたくない人
⚠️ 入場ゲートから予想するコンサートの座席エリアの予想についてはこちらの記事で解説しています。
はじめまして「あおい まひろ」です!
私は年間30回以上東京ドームへ野球観戦や周辺施設に遊びに行っている、東京生まれ東京育ちの社会人です。初めて東京ドームを訪れる方でも、この記事さえ読めば迷わず自分の席を見つけられるように、私の経験を元に徹底解説します。
【結論】座席探しは2ステップ!「自宅」と「現地」でやることが分かれば完璧
東京ドームの広大なスタンドで自分の席を見つけるコツは、「①自宅での予習」と「②現地での確認」の2つのステップに分けて考えることです。
この2つの場面で「何の情報を使って」「どの順番で」探すのかを理解すれば、もう迷うことはありません。
座席探しの全手順
ステップ1:自宅での予習(座席表で確認)
座席表でおおよその位置を把握します。チケットを見ながら、以下の順番で確認していきましょう。
①階・塁 → ②ブロック → ③列 → ④番
ステップ2:現地での確認(ドーム内で移動)
ドームに入場してから自分の席へ向かいます。今度は使う情報と順番が変わります。
①ゲート → ②通路 → ③列 → ④番
この記事では、この「自宅編」「現地編」の2つの流れに沿って、それぞれの情報の意味を詳しく解説していきます。
【自宅でチェック編】座席表から自分の席を見つける4ステップ
まずは、イベント当日までに自宅や移動中に、チケットと座席表を見比べておおよその位置を把握しておきましょう。この「予習」があるだけで、当日の安心感が全く違います。
まずは座席表を確認

出典:livehis
上記は『ゲート・座席エリア・ブロック』が表記された東京ドームの座席表です。ブロックの英数字が小さく見ずらいので、2本の指で画面を挟んで広げると大きく表示することができます。
ステップ①:「階」と「塁」で見るべき範囲をざっくり絞り込む
最初にチケットに書かれている「階」と「塁」を確認しましょう。

上の画像のチケットには「1階席 1塁側 B02ブロック…」と記載されています。
階:座席の階層です。「1階席」「2階席」のほか、「バルコニー席」「外野席」などと書かれています。
塁:グラウンドを向いて右側が「1塁側」、左側が「3塁側」です。これで座席表の左右どちらのエリアを見ればいいかが分かります。

出典:livehis
例えばチケットに「1階席 1塁側」とあれば、座席表の右側あたりを、「2階席 3塁側」なら左あたりを見ればよい、という具合に探す範囲をぐっと狭めることができます。
ステップ②:「ブロック」を理解すれば9割特定完了!
見るべき範囲を絞り込んだら、いよいよ座席探しの最重要キーワード「ブロック」を探します。ブロックは、階段や通路で区切られた座席のエリア(かたまり)のことです。
ブロックは「A02」や「D26」のように英語と数字の組み合わせで表現されており、それぞれの意味が分かれば、座席表から簡単に見つけられます。
英語(A・B・C・D・E・F・G)の意味:グラウンドからの距離
英語はステップ①で確認した「階」の情報と連動しています。
ブロックの英語と階層の関係
- A:1階席(前列)
- B:1階席(後列)
- C:バルコニー席
- D:2階席(前列)
- E:2階席(後列)
- F:外野席
- G:エキサイトシート
つまり、「1階席」のチケットを持っていればAかBのブロック、「2階席」ならDかEのブロックを探せばよいわけです。

出典:SEASON SEAT MAP 2023
数字の意味:場内の位置
ブロックの数字は、ライトポール(外野の右側)を基準に、時計回りに1, 2, 3…と番号が振られています。

出典:SEASON SEAT MAP 2023
ステップ①で確認した「1塁側(ライト側)」なら数字の小さいブロック、「3塁側(レフト側)」なら数字の大きいブロックを探す、という見当がつきますね。
ステップ③:「列」で座席の前後の位置を特定する
ブロックの場所が特定できたら、次はそのブロックの中で前後の位置を示す「列」を見ます。「列」はグラウンドに近い最前列から1, 2, 3…と数えます。座席の側面に列番号が記されています。

1階席は1列~47列で構成されていて、Aブロックは1~26列、Bブロックは27~47列となります。
2階席は1列~33列で構成されていて、Dブロックは1~10列、Eブロックは11~33列となります。
他の座席エリアは以下の通りとなります。
- A:1階席(前列) ⇒1~26列 ※一部1~40列
- B:1階席(後列) ⇒27~47列
- C:バルコニー席 ⇒1~5列
- D:2階席(前列) ⇒1~10列
- E:2階席(後列) ⇒11~33列
- F:外野席 ⇒1~21列
- G:エキサイトシート ⇒1~6列
ブロック毎に最前列・最後列が異なる
Aブロックの最前列は1列目。Bブロックの最後尾は47列目、Eブロックの最後尾は33列目が当てはまらないブロックがあります。例えばA01ブロックの最前列は15列となります。
ステップ④:「番」で座席の左右の位置を確定させる
最後の仕上げは、左右の位置を示す「番」です。「番」は少し特殊で、バックネット裏(ホームベース真後ろ)を基準に、1塁側と3塁側へ向かってそれぞれ数字が増えていきます。
- 1塁側:バックネットから1塁方向へ、番号が大きくなる
- 3塁側:バックネットから3塁方向へ、番号が大きくなる

東京ドームの公式サイトの座席表には「A09 1-26 321」のようにA09ブロックの最初の番の321が書かれています。隣のブロックをみると「A08 2-26 341」でA08ブロックの最初の番が341であることがわかりますね。これはA09ブロックの番が321-340であることを意味しています。(A09ブロックの通路側の番は321と340になります)
これで、座席表上であなたの席の位置がピンポイントで特定できました!
【重要】座席が特定できた今、必ず確認すべき「次の準備」
チケットの暗号を解読し、あなたの席の位置がピンポイントで特定できましたね。お疲れ様でした!
しかし、ここで立ち止まらず、「最高の1日」を確定させるための最も重要な準備を今すぐ行ってください。座席がわかったからこそ、次に直面する2つの問題(見え方・スマホの電波)を解決する必要があります。
① 座席が遠い場合の「後悔」を回避する
あなたの席は、本当に肉眼で推しの表情まで見える距離ですか?特に2階席、1階席後方、そしてアリーナ後方は、座席が特定できた今が、双眼鏡の準備のラストチャンスです。
座席がわかったら即チェック!
② 会場内で「スマホが繋がらない」ストレスを解消する
座席に関係なく、東京ドームは常に電波が混雑しています。特にコンサートの「友だちとの連絡、開演までの暇つぶし・終演後の規制退場待ち」など、最もスマホを使いたい瞬間に混雑で繋がらないリスクがあります。
「通信トラブル」が最高の気分を台無しにします。準備意識の高い今、同時にこの問題を解決しましょう。
通信トラブルを未然に防ぐ!
【ドーム現地編】入場から着席まで迷わない4ステップ
自宅での予習、お疲れ様でした!座席のだいたいの場所が頭に入っていれば、当日慌てることはありません。いよいよドーム現地での動き方を見ていきましょう。
ここが重要!
現地では「ブロック」の表現は使われていません。そのため「ブロック」を探すのではなく、チケットに書かれた「ゲート」と「通路」の番号を頼りに移動します。これが自宅での探し方との大きな違いです。
ステップ①:チケット記載の「ゲート」から入場する

出典:東京ドームインフォメーション
東京ドームに到着したら、まず自分のチケットに書かれている「ゲート」番号を目指します。ゲートは入場口のことで、自分の座席に一番近い入口が指定されています。
要注意!東京ドームで一番迷う「ゲート階と座席階」の謎

ここで、東京ドームで最も多くの人が混乱するポイントが登場します。それは「ゲートがある階」と「自分の座席がある階」が必ずしも一致しないことです。
例えば、チケットに「22ゲート」と書かれている場合。ゲート自体は2階にありますが、そこから入場し、コンコースの左右どちらかに歩くと目の前に1階席が現れます。この「ねじれ現象」が、方向感覚を狂わせる最大の原因なのです。
でも大丈夫!以下の対応表さえ見ておけば、迷うことはありません。自分のゲート番号がどの座席階に繋がっているかを確認しておきましょう。
- 【20番台ゲート(20~24)】→ 入口は2階 → 座席は1階席
- 【40番台ゲート(40・41)】→ 入口は4階 → 座席は2階席
- 【11・25ゲート】→ 入口は1階・2階 → 座席は外野席
- 【30番台ゲート(30~33)】→ 入口は3階 → 座席はバルコニー席
コンサートの【11・25ゲート】
コンサートの場合、11・25ゲートはアリーナの可能性大です。入場ゲートから座席エリアの予測を知りたい人はこちらの記事をあわせて読んでみて下さい!
ステップ②:場内の「通路」番号(階段)を探す
指定のゲートから入場し、コンコース(場内通路)に出たら、次に探すのは「通路」番号です。通路とは座席エリアに向かうための階段のことです。下の写真のように頭上の案内板に通路番号が大きく書かれています

通路番号はライトポール(外野の右側)を基準に、時計回りに1, 2, 3…と振られています。コンコースを歩いていると必ず案内が見つかるので、自分のチケットに書かれた番号の通路を探しましょう。
さらに、通路を降りる前に自分の座席が通路の左右どちらなのか確認することがポイントです。写真の場合だと301-312番は左側。321番から334番は右側であることがわかりますね。
ステップ③:「列」の番号を確認する
目的の通路(階段)を見つけたら、階段を下ります(場所によっては上ります)。ここで「列」番号の出番です。座席の側面や階段のステップに列番号が書かれているので、自分の列番号の場所まで進みましょう。

ステップ④:「番」の番号を最終確認して着席!
自分の列までたどり着いたら、あとは左右に移動して「番」号が一致する席に座るだけです!座席の背もたれに番号が貼られています。これで、ついに自分の席に到着です。お疲れ様でした!

知っておくと便利な補足情報
【重要】主催者によってチケットの表記の順番が異なる
この記事では「〇階△塁 □ブロック…」という順番で解説してきましたが、コンサートやイベントによっては、チケットに記載される情報の順番が異なる場合があります。
例えば…
- 1階席 1塁側 02ブロック 20ゲート 2通路 29列 69番
- 20ゲート 2通路 1階席 1塁側 02ブロック 29列 69番
このように、順番が違ってもそれぞれの情報が持つ「意味」は全く同じです。
記載の順番に惑わされず、「ゲートは入場口」「ブロックは座席のかたまり」といった言葉の意味さえ理解していれば、どんなチケットでもこの記事の知識を応用できますのでご安心ください。
コンサートの「アリーナ席」について
この記事で解説しているのは、常設されているスタンド席(1階席、2階席など)が対象です。

コンサートの際にグラウンド上に設置される「アリーナ席」は、公演ごとに座席の配置が大きく変わるため、本ガイドのブロック番号とは対応していません。アリーナ席の場合は、当日の会場案内図や係員の指示に従ってください。
まとめ:さあ、あなたのチケットを確認してみよう!
東京ドームの座席の探し方を、「自宅での予習」と「現地での確認」の2つのステップに分けて解説しました。これで、もう座席探しは怖くありませんね!
- まずは「階」と「塁」をチェック! (例:1階 1塁側)
- 次に「ブロック」を座席表で確認! (例:B02ブロック)
- 最後に「ゲート番号」を確認! (例:20ゲート)
座席の位置が特定できたら、次に気になるのは「その席からグラウンドやステージやどう見えるか」ですよね。
「私の席、ちゃんと見えるかな…」そんな不安を解消するために、各座席エリアからの具体的な見え方を写真付きで徹底解説した記事を用意しました。自分の席からの眺めを、ぜひ次の記事で確認してみてください!
東京ドーム
見え方を確認する!
アーティスト毎のコンサート情報についても記事にまとめています!気になる人はあわせて読んで見て下さい!
👇 あなたが参戦する公演のガイドをチェック! 👇
最後まで読んで頂き有難うございました。





